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2009年4月

2009年4月27日 (月)

たまには親の顔を

お申込みをいただくと、連帯保証人さんに御挨拶と審査を兼ねて確認の電話をします。

ごくごくまれに

「保証人なんか絶対にならない!」

と電話の向こうで叫ばはる方もおられ、それで契約が流れるなんてこともありますが、多くの場合は、お互いに「よろしくお願いします」となります。


さて、昨日の電話。保証人さんは借主さんの親御さんでした。
「よろしくお願いします」の後で親御さんの曰く、

「ところで息子は今、何をしているんですか?」

「もう何年も正月にも帰ってこないし、今回も保証人になってくれという電話があっただけ。元気でやってるんだろうかと心配で」

だそうで^^;

申込書は「自営業」でしたので、

「創業して元気にやっておられますよ」

とお答えすると安心しはったようでした。

こんなやさしい親御さんなんやから、たまには顔を見せてあげて!

2009年4月24日 (金)

送金額648円

送金額648円。
保証会社から送金されてきた金額です。

滞納者から預ったお金を送金してきてくれたわけですが。
いろいろな方向に想像できる送金額だなぁ。。。

2009年4月21日 (火)

【破産】弁護士からの手紙に立腹する

不況に突入して、ぼちぼちと滞納も増えている今日この頃。
借地人さんからーー正確には代理人弁護士から

「破産します」

というお手紙が届きました。

この借地人さん、長年の滞納がありますが、本人に支払い意思もあり、少しずつでも払いに来てはった。そしてそんな中でも盆暮れの挨拶は欠かさない。そんな人です。
正直、数年のうちに追いつく、なんて見込みはとても少なくなっていましたが、そこは100年近く続く借地契約です。
お互いいいときもあれば、悪いときもある。
長い目で行きましょう、という感じでやってきました。

そこへこの手紙。
ボス、かんかんです。

本人に腹を立ててるわけじゃありません。
弁護士に、ですね。
うち以外にも債務がーーありていに言えば、高利貸しからの借金があったから、破産に至ったわけですが、それを通知する文章が高利貸し向けバージョン。

「催促もせず利息もとらずここまで来たのに、なんの挨拶もなく、まるで自分が被害者みたいな書き方をして!」

と、いうのがお腹立ちの内容です。
ちなみに債権額の1/3がウチですから、ウチは大口債権者のはず。(ちなみに現金主義会計なので、損金算入に関しては無関係)

本人は挨拶したくても弁護士に止められてるでしょうし、
弁護士にしたら個人破産事件なんてさして実入りのいい仕事でないでしょうから、定式の文章送って、

という流れなのでしょうけど。。。。

債権者が金融関係でなくて、ホントに普通の個人のときは、やっぱりもうちょっと気を使ったものだとありがたいです。
個人は損得よりも気持ち優先のことも多いんで。。。。

2009年4月20日 (月)

手作りオートロック

「大家さんのひとりごと」に「手作りオートロック」をアップしました。
ゴミ置き場も新しいのを二つ。

この前の「手抜き工事?」ですがもっぺん聞いたところ、

「やっぱ塗ってない」

とのこと。
褪色やチョーキングの状態からはちょっとひっかからないでもないですが、塗ってないなら、まぁあのありさまでも当たり前です。
というわけで「手抜き工事」は撤回。

2009年4月14日 (火)

手抜き工事??

近所の物件が塗り替えをするとかで。

近所とはいっても間近にみたことはあまりなかったのだけれども、ふと直前の様子を見に行ってみた。
築22年の建物で、前に一回塗り替えたと思うんだけどなぁ。
もう塗り替えとはエライ早くないか?

しかし行ってみると、確かにスゴイことになっている。

あれ? 塗ってなかったっけ、

と、壁を触ってもチョーキングがない。
やっぱ塗ってるよね?? 22年間そのままたら、チョーキングするもん。

しかし、コーキングがボロボロで、一部は脱落しているところもある。
当然躯体への雨染みもひどい。
クラックもひどく、鉄筋の鉄錆が流れ、爆裂も何箇所か。
鉄部ペンキの劣化と錆も目を覆う惨状。

なんでそういう施工になったのだか知らないが、外壁塗るときには普通行うコーキングの打ちかえやクラックの修理を、前回塗装時にやらなかったとしか思えない。
実際、チョーキングのまだ出てない前回塗装も、水で浮いたりはがれたりしてる部分が散見される。

ひとの物件ながら、いろいろ怖くなった。



2009年4月10日 (金)

女房に鍵を渡さないでください

「女房に鍵を渡さないでください」

という依頼が借主さんから。

この方、非常に几帳面な方で、階段にゴミがしばらく落ちていようものならすぐに通報、ありがたいようなコウルサイようなお方。
(ごめんなさい! でもこの物件がきれいなのはきっとあなたおかげ)

家に補助錠をつけた、ということで、律儀にも自分からその合鍵を持ってお越しになったときのセリフである。

どうやら、夫婦別れで奥さんが出てったらしい。
出勤中に勝手に家に入られたくないということだろう。


この方が借主だったので、
「はいわかりました」
ということで鍵をお預かりした。
これがサカサマだったら、契約をどうするかという問題も発生するところである。


それにしてもイロイロあることよ。。。

2009年4月 8日 (水)

合目的性と「溜め」「バッファー」

エントリ以前のメモ。まとまらないので言葉の羅列。

生物のシステムの合目的性は非常にメカニカルに見えて、非常に可塑性が高い。
可塑性の部分がバッファーであり、過剰な適応(=無駄のそぎ落とし)は一定の環境に対して非常に適合するが、環境変化に対する脆さを抱え込む。


草食動物の群れが襲われたとき、一部を見捨てて集団を維持するように、バッファーは環境変化時に自らを潰して全体を維持する。


ある系においてバッファーを維持することは、系を構成する個々がバッファーになることでもある。
維持のために潰れる部分が出るのは必然であるが、全体としては平衡が保たれる必要があり、潰れた部分は平衡によって補充されねばならない(再チャレンジ?)。

バッファーがなくなったときにおこるのは、急激な相転換である。

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賃貸住宅の保証人事業を「もやい」で行っている湯浅氏の本。
賃貸住宅で古い物件を所有するということは、必然的に「貧困ビジネス」となってゆくわけで、こないだからの流れで読んでいる一冊。
うちの物件に入居するみなさんの所得はおおよそ200-300万縁が主流で、中には100万円台の方、生活保護の方もいてはるので、湯浅氏の提示する課題は非常に身につまされる。
主義主張すべてに賛成できるわけではないけれども、「もやい」の活動は現場で非常に頼りになるには違いないし、このような相談機関が身近にあれば、とも思う。現場からの言葉は、意見に対する賛否とはまた別に、大きなパワーを持っている。
福祉事務所やケアマネとの連携は、私にとっては重要な課題で、地元の部署とはそれなりに連絡をとる方法もわかってきたのだが、遠隔地の物件では数が多いこともあり、ナカナカである。
言うは易く、行うは難いので、湯浅氏の活動、そしてその継続には頭が下がる。


湯浅氏のいう「溜め」の必要性については、まったく賛同。
私はこの「溜め」に、生物の多様性等の生態学や動物社会学の方面から入ったので、「バッファー(緩衝)」とよく表現してきた。
自分は変わり者の自覚があるので、バッファーの維持=ソーシャルスキルの維持でもあったのだ。


ただ、湯浅氏にとては言わずもがなのことだとは思うが、この「溜め」。
必要不可欠なものではあるけれど、一方では重荷と感じるものでもあることはしかと心に留めておかねばならないと思う。
例えていうならば、高山に登るのには食料を担がなければならないのに等しい。
たまたま私はいわゆる「旧家」に育ったが、昔の「家」「ムラ」は湯浅氏のいう「溜め」を生活のために強制的に(苦笑)維持するしくみであって、その意味で再評価されていい。
個人主義を学校教育でかなり刷り込まれたから、そういう考えに至るまでにはかなり葛藤があり、若いころに友人と議論したことを思い出す。




実際、今春に入り、確実に滞納者が増えている。
ソーシャルワーカーらしき人が滞納者宅へ入ってゆくのをみてほっとした。






もう1冊。

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上のと一緒に読んだせいか、すんごく浅い。
文章はわかりやすいけど、週刊誌の切り貼りにしか感じない。。。。。。







2009年4月 6日 (月)

敷0・礼0・仲介手数料0

週末天気がよかったので町中へ。
何気なく道端にぶらさがっている賃貸情報誌を手にとりますと、表紙にでかでかと

「トリプルゼロ! 敷0・礼0・仲介手数料0」

とあります。
不動産検索サイトを見ても、「初期費用の目安」という項目ができて、初期費用というのが大きなポイントになっているのを感じる今日この頃。

借主さんから仲介手数料をもらわない、ということはその分の予定利益は「広告料」という形で家主へ転嫁されるのですが、それはまぁいいとして(ホンネはよくないけど!)。

一昔前の家主を自戒して言いますが、

「人にただ働きさせるといつかしっぺ返しがくる」

と思うのは私だけかなぁ。
お金を払って仕事してもらうから、自分のためにうごいてくれはるのでは。
借主さんの応対をする仲介業者は「借主側の立場で貸主を探す」のが仕事ですから。
ただ働きという料金体系が借主のためになるとは思えない。

このあたりがいつも敷金問題でポイントになる「入居時の説明」でひかかるんだよなぁ。説明するのは「借主側の仲介業者」なんだけどなぁ。

2009年4月 2日 (木)

生協個人宅配がじゃま!

生協の宅配
最近は留守でも玄関先まで配達してくれる個人宅配が主流ですが、これが困りもの。

うちの物件には玄関にアルコーブなどというしゃれたものはないわけで。
ぼん! と共用廊下や階段室に宅配ボックスが置かれることになる。

とりあえず、水道検針のじゃま。
検針ぐらいなら一時的にのければしまいだけれど、
さらにいうと、避難通路に物を置くな! ということにもなる。
自慢じゃないが、さして広い共用廊下ではなし(いや、むしろ狭い)、万一のときにどーすんだ。
注意したものかどうか悩む今日この頃なのである。


オートロックの物件ではどうしてるんだろう、と思って検索すると、

○ 管理人常駐物件では管理人が対応
○ 暗証番号を教えておく
○ 宅配ボックスに入れるか、集合玄関に置いておく

のいずれかのようだ。
どちらにしてもアルコーブのない物件では、できるかぎり帰宅時間に近い時間に宅配をお願いしたい。
共用廊下・共用通路に物を置かないってのは防災の基本なので。

(ちなみにベランダが避難通路の物件も多いので、そこんとこヨロシク)




プロフィール

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武水しぎの

武水しぎの(タケミ・シギノ)
家主から見た賃貸住宅裏話を綴る「大家さんのひとりごと」管理人。

たまたまヨメに来たら、賃貸住宅のお世話がくっついてきた。大家族で子育てとマンションの管理・経営に奮闘中!
賃貸経営に!お部屋探しに! 大家さんのひとりごと

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